日経SYSTEM2012/02 その1
とりあえずメモしてゆく。それにしてもブクログって雑誌はダメなのか?
P.34 PART2から
3つの手順で曖昧さや漏れをなくしてゆく
- グルーピング
- 細目の具体化
- 表現の見直し
■グルーピング
- 仕様のグルーピングは細かい単位で
- 設定したグルーピングを時系列に並べる
■細目の具体化動詞と目的語の曖昧さをつぶす
- 仕様のなかの動詞と目的語をピックアップし、担当者に何をイメージしたものか尋ねる
- 担当者のいうイメージが、自分が持っていたイメージと違う場合は書き出す
- 書き直した内容について、担当者がイメージしたものと同じか確認する
■表現の見直し
- 否定表現を見直す。「〜しない」の代わりに何をするのか明らかにする
- 条件のelseケースについても、何をするのかを明らかにする
- ペースト作文を図などに書き起こして漏れをチェックする
清水吉男先生の記事です。
[改訂第2版] [入門+実践]要求を仕様化する技術・表現する技術 -仕様が書けていますか?
- 作者: 清水吉男
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/05/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2年ほど前から、この書籍(初版)を元に要求仕様書の作成をしてきた。
確かに漏れや認識ズレは少なかったと思う。ただ全体を詳細な記述で
埋めてしまったため、全容が掴みづらくなってしまった。
やはり概要レベルや基本方針を表した資料も必要。