プロジェクトファシリテーション関西ワークショップ#26に参加しました
08月24日(金)に開催されました勉強会(PFP関西WS)へ参加してきました。
テーマは「チームメンバーの対立を解消するには」です。
自分自身はメンバーと対立した記憶はありませんが、上手く思いが伝わらないことがあったり、自分の考えしか受け付けない人が居たりするので、何か気づきがあればと考えて参加しました。
今回は実際に対立という問題を抱えた東京の方が問題提示をしてくださいました。こんな感じ(だいぶ端折ります)
■業務内容
- オンサイト
- システム管理、業務管理をアウトソーシングで受けている。
- 業務は申込書のデータ化など
- メンバーは5名で問題提示者はリーダーの計6名
■メンバー構成
■状況
- イエローが絡むと提示時間中に仕事が終わらない。
- 決まめられたチェックリストへの記入なども漏れることがある。
- その場で取り繕ったような言い訳をする。
■問題
- レッドとイエローの対立
- レッドはイエローの生産性および品質の低さが気に入らない。またイエローの言い訳も気に入らず、きつくあたる。
- イエローもあまりきつく言われるので、この人の話は聴きたくない、と感情的に。
※しかし今になってよくよく考えると、レッドの怒りポイントが今ひとつ良くわからない。2年目でスキルが低いメンバーなら、パフォーマンスが上がらないのはあることだ。イエローの態度が気に入らないのかな?
進め方は次の通り。
- 1チーム4名(代表者1名)
- まずはアイスブレイク(自己紹介→チーム決め→代表者決め)
- (発散)付箋で提案を出してゆく
- (共有)提案を説明し、チームで共有する
- (収束)提案をまとめる
- 問題提示者へプレゼン
ザクっと覚えている範囲で各チームの提案をご紹介(記憶頼みだぁ)
■チームXXX(ごめん忘れた)
- まずはアイスブレイクでほぐそうよ
- 仕事の振り方(内容や量)を見なおしては?
- でも本当の問題は?という問いかけもされていました
■チームチャイルド
こちらのチームは順序まで考えていてい面白かった
- まずマイナスにふれいてるのをゼロに戻す(距離を置かせるなど衝突するシーンを作らない)
- 次にゼロからチームで改善できるような雰囲気へ持っていく(大きな声で挨拶するなど)
- 個人、チームの両面で改善を行う(作業の振り方の見直し、目的共有など)
- ブレークスルー(外敵を作る、飛躍した目標を設定するなど)
■チームヒメ(私所属)
こちらは人の切り口で考えました。
- チーム(目標・価値の共有、自分たちの作業は多くの人へつながっているよ)
- リーダー(皆の作業を記録→原因解明。人が問題なのか?やり方が問題なのか?)
- イエロー(より具体的な指導を行う。批判禁止のルール作り。褒める。味方がいないのでね)
- レッド(捌け口を作ってあげる)
いかがでしょうか?チームそれぞれの提案が面白い。それとみんなお話上手で、最後にプレゼンした私は緊張しましたよ。XXさんの後なんて・・・
いやあ楽しかったです。自分と違う視点に沢山気づけて、凄く創造的な場が作られていたと思います。
普段の職場でもこんな「場」が作れたらいいな。