新しい仲間を迎えるか
昨日の話し。会社の仲間からヘッドハンティングを行うべきか相談を受けた。
相手は以前のプロジェクトでお世話になったAさん。人柄・スキルともに申し分ない人財。損得おいて無条件に「好きな」人、一緒に仕事をしたいと思える人だ。
私が勤める職場は大きくオンサイトでの業務委託と、社内での請負に別れる。
社内での体制を見ると・・・
- プロパーが少ない
- 利益が少ない。ノウハウが蓄積されない
- 今後想定される案件に対してリーダークラスが少ない
- 掛け持ちになることが予測される
- リーダーを下から支えるサブリーダーがいない(少ないではなくいない)
なかなか社内の開発リーダーは苦しい状況。
綺麗なピラミッドにはならず、いわゆるT字型の構造で
リーダーは何でもやってみんなの面倒を見ないといけなく、
負荷が集中する。36協定もあるし、コストも考えると固定給のリーダーの負担は増すばかり。
こんな状況から抜け出すべく自ら体制を整えようとしている。
それでAさんのことを知っている私に相談してきた。
Aさんは人財として魅力的だし、あまりよい待遇を受けていないこともあって
私も以前にAさんのヘッドハンティングを考えた。
Aさんの嗜好を十分に知っているわけではないが、新しい技術に関心があり、
設計&製造工程が好きだと思う。元々建築畑出身だし。
しかし今の職場では管理者としての役割が高くなってゆくだろう。
小規模プロジェクト1つだけなら両立できるが、規模が大きくなったり
掛け持ちするようになると、プレイングマネジャーは苦しい。
その時彼にとって「面白い」職場になるだろうかと考え思いとどまったのだ。
でも今考えると、ちゃんと情報と思いを伝えたら、Aさんは自分で判断するだろう。
それに彼なら自分で「面白く」しちゃえる人じゃないかな。